『食卓の肖像』、10月12日から10月25日まで広島・横川シネマで2週間上映。これにあわせ、新聞各紙で紹介されています。10月11日、中国新聞で掲載されたのを皮切りに、10月16日には、毎日新聞、地方版(広島面)で、17日には読売新聞、地方版(広島面)で紹介されたようです。
記事の内容は以下の通り。
(中国新聞、2013年10月11日より転載)
「カネミ」被害者の今描く
あすから広島で上映 前向きに生きる姿紹介
広島、山口県など西日本一帯で1968年に起きた大規模な食品公害「カネミ油症」の被害者を追ったドキュメンタリー映画「食卓の肖像」が12日から、広島市西区の横川シネマで上映される。兵庫、福岡、高知県の計4家族に残された苦しみや、ひたむきな生き方を丹念に切り取った。
カネミ油症被害者支援センターのメンバーでもある金子サトシ監督(48)=東京都杉並区=が、各地の集会にボランティアで参加。知り合った被害者の自宅などを訪ね歩き、家族も含めて撮影した。
有機農業に取り組む福岡県の女性、キノコの効力を信じて栽培工場を造った兵庫県の男性…。皮膚の炎症や内臓障害など体に刻まれた爪痕や翻弄された人生を乗り越え、穏やかに、前向きに生きる姿を描いた。
油症は、食用の米ぬか油の製造過程でポリ塩化ビフェニール(PCB)やダイオキシン類が混入し、約1万4千人が健康被害を訴えた。金子監督は「被害者の生き方にも被害の重大さが表れている」と強調する。25日まで。(藤村潤平)
(10月16日、毎日新聞 地方版 広島面)
ドキュメンタリー映画:カネミ事件、被害者を追う「食卓の肖像」 西区で上映 /広島
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20131016ddlk34040634000c.html