スタッフ

『食卓の肖像』1時間43分/デジタル

製作・監督:金子サトシ 

撮影:内野敏郎/金子サトシ/福本淳 

整音:伊藤裕規 

スーパーバイザー:土屋豊/Our Planet-TV 

協力:カネミ油症被害者支援センター/原田正純/保田行雄/古木武次/宿輪敏子/明石昇二郎/川名英之/河野裕昭/奥野安彦/高崎裕士/永尾喜美子/重本善十/渡部寛吾/中内弘治/福島瑞穂/阿部知子/辻豊史/堀傑ほか

証言者:真柄繁夫/真柄ミドリ/渡部道子/矢野忠義/矢野トヨコ/重本加名代/重本澄代/中内郁子/中内孝一/中内健二/公文喜久恵/矢口哲雄/高山美子

配給:『食卓の肖像』上映委員会/オムロ 

宣伝プロデューサー 西田宣善

宣伝 辻野正樹

金子サトシ 製作・監督

1965年生まれ。大学時代に、早稲田大学シネマ研究会に所属し、8ミリ映画制作を始める。

卒業後、記録映画監督でシナリオライターの浅野辰雄氏(記録映画の代表作は『号笛鳴りやまず』、シナリオは『アナタハン』)に師事し、浅野氏のもとで、多くの自治体の文化財記録映画やPRビデオ、企業のPRビデオなどに助監督として就く。また劇映画『戦争と青春』(今井正監督、1991年)に編集助手として就く。ディレクター作品は『移り行くまちの祭り』(2001年)など。

一方、学生時代より公害問題にも関心を持ち、薬害エイズの運動にかかわりながら、『薬害エイズ 人間の鎖の記録』(1995年)を自主製作。

2000年よりカネミ油症の運動にかかわりながら、『食卓の肖像』を自主製作でつくる。

現在、日本記録映画作家協会事務局長、カネミ油症被害者支援センター運営委員、「被爆者の声をうけつぐ映画祭」実行委員、日本映画復興会議幹事もつとめている。

 

金子サトシ監督からのメッセージ

「カネミ油症は食品公害事件です。食べ物の問題は誰にとっても関係があること。過去にあった自分と関係ない話ではなく、身近な問題として考えて欲しい。この映画がそのきっかけになってくれればと思います。」

 

内野敏郎 撮影

1956年生まれ。東京写真大学(現東京工芸大学)卒。

フリーのカメラマンとして、記録映画、ドキュメンタリー映像の撮影を中心に活動。

代表作に、『東京のカワウ 不忍池のコロニー』(1996年)、『野尻湖文化を求めて』(1998年)、『御崎馬 都井岬の野生馬』(2000年)など。写真集に、『奥多摩 緑の尾根道』

福本淳 撮影

1964年生まれ。大学では早稲田大学シネマ研究会に所属し、金子サトシ監督と同期。

早稲田大学在学中よりの自主映画製作に飽きたらず、中退してプロの道を志し、浜田毅氏・篠田昇氏に師事する。1998年よりカメラマンとして一本立ちし、多くの作品の撮影を担当。カメラマンとしては、『今度は愛妻家』(10)『パレード』(10)『つやのよる』(13)など行定勲監督作品の撮影が多い。また、海外から日本に撮影に来るクルーとの仕事も多く、『ワイルドスピードX3』(06/ジャスティン・リン監督)『HACHI~約束の犬』(09/リチャード・ギア主演)などに参加している。

伊藤裕規 整音

1964年生まれ。1985年より、名古屋を中心にドキュメンタリーの録音部として活動の後、1991年に上京、映画、TVドラマの録音助手として活動を始める。

助手時代の主な作品として、『東方見聞録』『トカレフ』『(ハル)』『スワロウテイル』『あ、春』他、多数。

2000年、『閉じる日』(行定勲監督)で録音技師となり、現在に至る。

録音技師として担当した主な作品として、多くの行定勲監督作品や、松浦雅子監督『ダンボールハウスガール』、篠原哲雄監督『オー・ド・ヴィ』、ポン・ジュノ監督『TOKYO!』、本田隆一監督『GSワンダーランド』、河瀬直美監督『朱花の月』、行定勲監督『つやのよる』等がある。